労働の種類にも少し触れておきましょう。
労働の種類はかつて知識を使って働く「頭脳労働」と
身体を使って働く「肉体労働」に分けて語られてきましたが、
最近では「感情労働」という区分も語られるようになりました。
では感情労働とは、どういうものでしょう。
感情労働とは
身体や知識だけでなく感情の移入を必要とする労働作業を意味します。
これは社会学者のA・R・ホックシールドにより1983に提唱された概念で、
仕事上、感情が大きく関係する仕事のことを言います。
日本では2000年にパム・スミス の著書『感情労働としての看護』 が翻訳されてから話題になり始めました。
感情労働の典型として表されたのは、航空機における白人女性の客室乗務員ですが、
現在では、医療者をはじめファストフードの販売担当者や企業のクレーム処理担当者など、
さまざまな生活の局面で感情労働に従事する人たちを観察することができます。
業務上、高度な感情のコントロールを要求されるため、個人的の精神的な訓練が必要とされますが、
業務の特性上それは「スキル」というよりも「個人の特性」として見られがちで、
それが感情労働の価値の低下をもたらすと考えられます。
殊にケアワーカーや、サービス業従事者の待遇は低く、改善される点は多いにあると個人的には考えています。
待遇の改善や、メンタルケアの充実が一刻も早く充実されるべきでしょう。
ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代感情労働としての看護管理される心―感情が商品になるとき
posted by Apple at 10:08|
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